一日目終了です。模試でに比べてリスニングが桁違いに簡単だった感じが。後、現文がかなり難しくて漢文が簡単だったという意見が多かったですね。現文の評論は確かに難しかったかもしれないけど、物語の方はまだ…。登場人物の心理が難しいって言ってたけど、僕は割と分かる感じかも。ここまで重度ではないけど、似た気持ちはある。3年になって再会した尚子に一番近いかな…。
以下、本文抜粋
「心の中では自分にないものばかりを数え上げ、こんなにマイナス勘定の多い自分なら、いっそいない方が理にかなうと思い詰めて逃げ場所を捜していた。誰にもそんな自分の思いがわかるわけはないとかたくなに思い込み、自らの内面を隠蔽に隠蔽を重ねて隠しながら、でもほんとうはかくも心弱き者なのだと叫ぶために言葉を書き連ねるという矛盾を犯していた。どうにもやりきれない感傷と怠惰をもてあまし、もてあそび、真摯であって不真面目だった。」
まぁ、自分の全てがそうではないし…事実、僕はそうではないって面も。そんなこんなで自分の存在を否定、拒絶はしてないけどね。ただかなり凹んだりして方向を間違えれば、こんな感じになりかねないだろうなぁ…とも思った。普通の人とこの二人の中間層かな、僕は。
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